戦争を知らない子供たち

「国を守るだなんていう人は、血の泥水をすすってなら言ってごらん。自衛隊を戦場に生かせて格好良いのか、面白いのか。その目で見てから辺野古に基地を造ると言ってごらん」(島袋文子85才DAYSJAPAN6月号)
沖縄戦を生き抜いた人の言葉です。
戦争を知らない子供たち」はカラオケに行けばだいたい歌います。「戦争はしたくない」という思いですが、私の世代ぐらいまでは、そう思うのでは、と思い込んでいました。
しかし「一度ぐらいやっても良いか」と思う人もいる世代だと、改めて気づきました。
自民党を批判するマスコミは潰せといった、自民党の大西英夫も戦後生まれです。28歳で江戸川区議になっていますから、まさに自民党の期待の星でしょう。
正直な彼は「邪魔者は消せ」といって何が悪い、民主主義は「多数決」で国会で圧倒的多数を取っている自民党は正義で、それに逆らう輩は「国賊」だとぐらいは、と思っていることでしょう。
冒頭の言葉を聞くと、どんな反応があるでしょうか。「中国の回し者」と決め付けるでしょうか。