ベースボールマガジン

久しぶりに標記の雑誌、「創業70周年特別企画シリーズ④」の別冊を買いました。プロ野球回顧録(1946-2016)全五巻のうちの「珠玉のライバル物語」です。

表紙が松坂大輔であり、巻頭がイチロー松坂大輔です。平成も28年ですからやむを得ませんが、私の年代としては複雑なものがあります。
しかしとても面白そうだったのです。それは打者のライバルの代表として、王、長島に並んで衣笠、山本を取り上げていたからです。
ライバルとは
同じ競技をするもの同士を好敵手、ライバルとすると、打者と投手は立場が違うので、ライバルではなく、好勝負、好対決です。
囲碁や将棋の棋士は同じ協議で直接対決します。スポーツでもテニス等の個人競技もそうです。直接対決しない体操やフィギュアでも個人競技ですからライバルです。
でも団体競技のサッカーでゴールキーパーとFWはライバルと思いません。ラグビーやアメフトでも役割が違う人もそうでしょう。団体戦でライバルといえるのは、やはり役割が同じ人を言うのではないでしょうか。
野球の場合も団体戦で、同じゲームで争いますが役割が違う人をライバルというのはおかしいと思います。
好勝負の役者ですね。
打者と打者、投手と投手が直接対決するわけではありませんが、同じ競技をするライバルです。
しかも同じチームのメンバーは、複雑な人間模様があって、この本でもとても面白かったです。
どんな人たちか
まず0Nの王長島、そして2番手が山本衣笠です。投手では江川西本がいいですね。村山江夏も面白かった。