広島カープ2017優勝

今日9月18日広島カープセ・リーグ2連覇を達成しました。よかったよかった。素直に喜びます。
今年は、黒田投手の引退がありましたが、連覇の期待はしていました。若手が伸びると言う確信がありました。
実際に、開幕直後に10連勝したりして、昨年の優勝がフロックではないことを証明しています。鈴木選手が4番に座り、昨年を上回るような活躍もしました。実績のなかった岡田、薮田の若手投手陣も10勝以上勝っています。

でも阪神に9点差を逆転されたり、横浜に3試合連続さよなら負けを喫したりして、安定したチームではありません。連覇したからと言って、決して強いチームではありません。
わずかに他チームよりもミスが少なかった、と私は思います。
今年の勝因は、タナキクマルと聖也を中心とした攻撃力が、トータルとしてレベルアップしたことだと思います。8月末の聖也離脱後も、松山がその穴を埋め、打力は好調を維持していました。
その一方で投手力は不安定でした。ジョンソン、野村という昨年の2本柱の調子は最後まで上がらず、若手の薮田、岡田、大瀬良、九里、中村も勝ってはいるものの安定していません。中継ぎ、抑えもメンバーはそろっていますが、今村も中崎も絶対的な信頼感を作るまでには行きませんでした。
そう考えると、まだまだ伸び代はあるということです。
CSや日本シリーズに向けては不安はありますが、日本一に向けて頑張ってください。
希望を言えば
今日の試合でバティスタが決勝点を挙げましたが、控え、1軍半の選手がよく活躍しました。
でも堂林がいません。昨年少し芽を出した下水流や左腕の戸田もいません。厳しい競争の世界ですから、やむを得ないことかもしれません。故障等もあったのでしょう。
優勝を目指して頑張っていた選手たちこそ、今、光が当たる場に出てほしいと思うのです。