神戸新聞「見る思う 地域資源生かした復興を」池田清

 神戸松蔭女子学院大学教授が1月24日に登場しています。この人の言うことは、あまり気にしないことのしています。基本的に形だけの論を展開する人であるし、剽窃も平気でするし、その大本は彼の生き方をまったく評価できない、というか嫌悪しているからです。
 積極的に彼の批判を書こうと思いませんでしたが、せっかく新聞に出ていただいたので、彼を少しは知っているが経歴をよく知らない人に知っていただこうと思い書いておきます。
 この新聞記事の経歴紹介で「1970年、関西学院大学経済学部卒業。97年、京都大大学院経済学科博士号取得」となっています。きっと学歴だけを載せたのでしょうが、その27年間、彼は何をしていたのか。それはインターネットを調べた限りでは、どこにも出ていません。
 彼は神戸市職員でした。働きながら大学院に学び博士になったのです。きわめて真面目、優秀な人物、ではありません。彼の同僚になった人に聞いて見るのが一番早いのですが、伝え聞いた話によると、まったく仕事をしなかったようです。
 それで首にならなかったのか、という人もいると思いますが、神戸市はいいところでした。多少の嫌味はあったでしょうが、仕事をしないことによる懲戒免職はありません。なぜなら仕事をすることを指導できない管理職にも責任が在るからです。
 私はそんな彼を弁護することも、はからずもあったから、今ここで、それを懺悔する意味で書きました。
 彼が博士号をとり大学教授になるのを見て、その程度かと思っただけでしたが、その後の神戸市政を論じる文を読んで恥ずかしくなりました。彼の同僚であった人にまことに申し訳なく思いました。