体が二つほしい感じ

11月15日は神戸マラソンです。私は落選したのでボランティアに回りました。朝8時20分に塩屋に集合して、13時ごろまで4時間半、ランナーの案内のためにマラソンコースに立っていました。
走るより疲れた、とは言いませんが、やはり走るほうが良いですね。マラソンの完走した自信からか、また走りたいという思いが強くなっています。
うたごえコンサート
その後、東灘のうはらホールに行きました。
長い人生の中で、音痴である劣等感からか、これまで音楽にたいしては自分から近づいたことがありません。
働き始めた頃、職場には映画、芝居、スポーツそして音楽といったサークルがあって、誘われるままに参加してみました。それぞれ、それなりに続きました。
映画は言わずもがなですが、芝居も見続けています。スポーツも野球チームに入りスキーもしました。それらをやめても、またマラソンをしています。
しかし音楽は、一度労音の「ベトナム歌舞団」に行っただけで続きませんでした。自分から歌うこともなく、好きな歌手は居ないことはありませんが、そんなコンサートにも行きません。
あとはうたごえ運動のコンサートに誘われたときに、時間の都合がつけば行く程度で、自分から1流の音楽家の演奏会等にはいったことがありません。
しかし音楽が嫌いなわけではないのです。年に1回、花見(桜)のあとの大カラオケ大会(4時から9時まで)では、下手な歌を歌いまくっています。気の置けない仲間だから、というのもありますが、歌うのが好きなのです。
でも、それは音楽性というよりも、歌詞がすきなのですね、私の場合は。
映画音楽も含めて、旋律が良くわからない、記憶に残らないような感じです。
歌詞、詩、台詞は残っているのです。
今回も、上手かどうかは分かりませんが、聞いていて気持ちよくなったというのは確かです。
友達が誘ってくれたから、ちょっと無理をしてもいこう、というのが動機です。その誘いがまた人生の新しい一面を開くのかな、いつもそう期待しながら行きます。
関わっていることと新しいこと
今、仕事は定年退職を目前にしていますから、後輩に譲り渡そうと思っています。どれほど、これまでやってきた思いを伝えられるかは別にして、抱えることはやめて、意識的に、手を離しています。
そのほかのことは、定年がないので続けていこうと思っていますし、より良いものへの追求もあります。
その一方で、何か新しいものに取り組みたいというのもあります。音楽もその一つです。他にも2つ3つしたいこともあるので、体が二つほしいと思うこのごろです。