2015-01-01から1年間の記事一覧

「『永遠の0』を検証する ただ感涙するだけでいいのか」

標記の本が出版されました。著者は秦重雄、家長知史、岩井忠熊(インタビュー)です。 秦さんと家長さんは高校の先生で、岩井さんは高名な歴史学者です。家長さんは「映画で学ぶ世界史」などの本を出されています。神戸映サの学習会にも来ていただいたことがあ…

戦争法案を廃案にしたい

6月末ごろから職場の労働組合で、「あすわか」(明日の自由を守る若手弁護士の会)の弁護士さんにきてもらって、戦争法案の学習会をやりました。 昼休みという短時間ですが、この法案の具体的な中身を紹介してもらいました。 この法案の危険性は、戦争の準備…

頑張れ広島カープ、優勝だ

開幕から長く再開に低迷していた広島カープが、ここに来てようやく負け越しが一つになりました。 何度かここに書きたいと思いましたが、今日まで我慢してきました。それは、愚痴はいやだし自虐的にもなりたくなかったからです。 曰く「優勝候補に挙げられて…

戦争を知らない子供たち

「国を守るだなんていう人は、血の泥水をすすってなら言ってごらん。自衛隊を戦場に生かせて格好良いのか、面白いのか。その目で見てから辺野古に基地を造ると言ってごらん」(島袋文子85才DAYSJAPAN6月号) 沖縄戦を生き抜いた人の言葉です。 「戦争…

毎日新聞の安倍応援団

岸井さんを筆頭に[毎日]の記事は頑張っていると思っているが、風知草は酷い。前々からおかしな論調と思っていたが、6月29日のコラムを読んで、カモフラ―ジュされた安倍応援団だな、と思った。 冷静と公平を装って その見出しは「どんな国になるのか」である。 …

讀賣新聞はどこまで

25日の自民党「若手議員の自主的な研修」で、百田尚樹が「沖縄の2紙を潰せ」といいました。これは[朝日][毎日][神戸]ではっきりと書いていますし、テレビでも言いました。 しかし[讀賣]は金曜日の夕刊まで、自民党のこの会議があったことは報道しましたが、具…

潮目を変えよう

今月は疲れました。長い長い映画評を書きあげるために無理をしました。この年で睡眠不足はこたえて、久しぶりに勤務中に眠くなり、このブログの書き込みも出来ませんでした。 まだ書き直しますが山場は越えたので気持ちの余裕が出てきました。 6月はまだ10日…

『父と暮らせば』

神戸演劇鑑賞会7月例会『父と暮らせば』の運営サークルに入っています。例によって会報係りになり、下記のような原稿を書きました。会報に載るのはもっと短く洗練された文章になります。 映画を思い出しながら戯曲を読み、こんなことを伝えたいのでは、と思…

うそつきか、裏切りか

うそつきと裏切りを比べると、どちらが酷いか、ということを考えます。どちらも非人間的だ、といってしまえばそうですが、理由というか狙いががあってそうする場合もあります。 政治家の場合は人気取りと世論誘導です。 安倍首相本人と、その内閣はまぎれも…

5月の学習会

今月はいろいろと忙しい月でした。その原因のひとつは学習会に参加したことです。 5月2日憲法集会、3日朝日新聞労組の集会、17日資本論学習会、23日西神ニュータウン九条の会学習会です。 そこで印象に残ったことを書いていきます。でも今日は眠たいので。 …

故障から復活

連休のさなかに突然PCが故障しました。ハードディスクが壊れたということで、やむなく入れ替えました。そしてようやく復活ということです。 連休中のことを書いておきます。 東灘、住吉大社の春の例祭 誘われて、始めて行きました。華やかな地車(だんじり…

今年、見た映画

あまり映画の事を書いていませんが、本数も例年に比べて少なくなっています。土日の予定が詰まりすぎているために、映画に行けないという情けない状態です。 マラソンの完走をめざしているので、週1回の練習から2回をノルマにしているので、平日の休暇もそれ…

姫路城

12日は昼に時間があいたので、姫路城を見に行きました。 大変な人出で、入場するに1時間待ちと言うことで、周囲から見るだけにしました。 全身白くなって、どうかなと思っていましたが、実際に見ると実に堂々として美しいものでした。しかも角度を変えて見て…

帳破り

4月12日は姫路市網干区垣内本町の武大神社の春の大祭に行ってきました。ここは村の鎮守様です。今年、私は還暦の厄年ですので、「連中」の幼友達に連絡を受けて神事に参加して来ました。 この村は私の生まれ故郷です。「吾亦紅」ではないですが、実家には今…

『プロミスト・ランド』

4月17,18日の4月例会は『プロミストランド』神戸初公開でした。なかなか見事な、真向から現代の問題を描いた映画です。 企画、脚本、主演を務めたマット・デイモンの心意気が伝わってきます。 シェールガス批判 CO2の排出が少なく、天然ガスの5倍以上の埋蔵…

恒例の花見、そして

4月11日は宇治川で花見です。居酒屋「てふてふ」の常連が集まりました。 懐かしい五郎池線と宇治川右岸線の交差点がこんなに風情が出ています。今から35年前に担当した工事現場です。 10m以上の段差があって、すぐ隣が墓地でした。こんな所、工事が出来るの…

神戸演劇鑑賞会『親の顔が見たい』劇団昴

4月6日に畑澤聖吾の戯曲、標記の芝居を見ました。なかなかの力作で力を入れてみてしまいました。 ミッションスクール女子中学校で起きたいじめを苦にした女生徒の自殺をめぐって、そのいじめに係わったと思われる女生徒たちの親を描く芝居です。 いじめた女…

4月例会学習会『シェールガスの成因と排水による環境問題』

一月近く止まっていました。もしかして、このブログを楽しみにしていただいた方が居たら申し訳ありません。ちょっと色々と立て込んでいました。 また週に1回以上を目標に書いていきます。 限界の先延ばしは危険 今月、といっても今週末が4月例会『プロミスト…

3月例会『愛さえあれば』学習会

右端が今回の講師、南コニー先生です。映画サークルの例会学習会の講師の中で、飛び抜けて若く、そして美人です。 今回は「デンマークって、どんな国」をテーマにお話いただきました。 コニーさんはお父さんがデンマーク人で、お母さんが日本人。15歳までデ…

ドイツと日本

9日ドイツ、メンケル首相が来日し、講演、安倍首相と会談、記者会見しました。講演は朝日新聞の主催であったようで、[朝日]だけが全文を載せています。 メンケル首相が何を言ったかも大事ですが、[朝日]と[讀賣]の記事の違いもとても面白く感じました…

日生の牡蠣

3月8日はちょっと暖かい日でした。JRに乗って備前の国、日生に行ってきました。昨年は相生、一昨年は赤穂、ということで3年連続牡蠣ツアーです。 駅を降りるとすぐに海で、正面に小高い山「みなとがみえる丘公園」があります。約15分ほどで登りました…

久しぶりの病気

ウィルス性胃腸炎だって。 木曜日の夜、仕事から帰ってしばらくすると胃の具合がおかしくなった。胃のあたりが鈍く痛む。 その夜は何とか寝たが、翌朝も痛みは治まらない。昼に、はずせない用事もあったので出勤した。痛みはますます激しくなるので医者に行…

2015春闘

3月に入って春闘の山場に入ってきたが、社会的には労働組合の行動が目立たない。 「アホノミクス」の体裁をとって、安倍政権は財界に賃上げを要請した。同時に「残業代ゼロ」法案と言われる、労働時間の規制を外すこともしている。年功賃金から「能力主義」…

駅伝大会

2月21日は駅伝大会でした。3年連続の出走です。そして今年は1区5.6kmでの出場となりました。 距離も長いし、大体チームで一番早い人か若い人が走る区間です。ですがみんながしり込みをするので、最年長の私が走ることになりました。 年明けから駅伝用に短い…

西神9条の会の講演会「幸せのための経済学」〜アベノミクスと9条〜

22日午後から標記の講演会に参加しました。お話いただいたのは浜矩子(同志社大学大学院教授)さんです。 とてもよくわかるお話で、安倍政権とそれに連なる連中の中核的な考え方を的確に批判して、「なるほど」と納得しました。 オープニングは歌で、これは…

2月例会学習会「東南アジアの日本軍と戦争犯罪〜捕虜虐待をめぐって」永田喜嗣氏

2月例会は『レイルウエイ運命の旅路』です。この映画はアジア太平洋戦争の際に、大日本帝国陸軍が実際に建設した泰緬鉄道をめぐる実話に基づいて作られました。 この鉄道建設は連合軍捕虜や東南アジアの労働者に大変な重労働を強いて約10万人の犠牲を出しま…

成城のまちあるき

2月6日7日と世田谷に行きました。祖師谷、成城のまちあるきを楽しんできました。 仕事で担当している密集市街地とはだいぶ違う、大正末期から開発されたいわゆる高級住宅街です。さすがと思うところもありますが、公共施設の基準が古いので、ちょっとと思う…

市川昆作品集

1月31日〜2月6日まで元町映画館で、映画サークル企画の『市川昆作品集』6本の上映が始まりました。上映時間、作品は映画サークルのHPをご覧ください。 http://www.kobe-eisa.com/ 私は31日にいって『鍵』『野火』『黒い十人の女』を見てきました。 映画サ…

2014年私のベスト映画

映画サークルの機関誌に以下の投稿をしました。 ※ ※ 今年はもう少し見たい 昨年一年間で見た映画は約50本で例年並みです。しかし邦画が少なく、元町映画館での木下恵介特集を含めても十数本でした。そのためか3本を選び出すのに苦労しました。 洋画は、特色…

年末年始の飲み会

わざわざ忘年会と言わなくても飲み会は日頃からやっていますが、年末年始に飲むお酒は少し違うように思います。特に今年は年末が忙しかったので、そこから開放されて、正月休みが長くてだらだらして、1月は閑な感じで、ここまで着ました。日頃以上に飲んで…