新聞

神戸新聞は頑張っている

「馬鹿丸出し」写真を載せている新聞を捜しているといったら、各方面から情報提供がありました。 まず週刊金曜日が載せたそうです。でも最新号でないので見ることは出来ません。 次に[赤旗]です。5月16日の日刊紙に「731部隊連想させる」「韓国 メディア・…

新聞の勇気と良識

本ブログの「馬鹿丸出し」写真を新聞が出さないかと、色々捜していますが、出ません。写真はありませんが6月1日[朝日]がきわどい記事を書きました。 安倍首相が休日を返上して、色々なイベントに出てパフォーマンスをしているという記事です。「首相、お出…

神戸新聞の良識

ちょっとびっくりしました。[神戸]6月1日の正平調です。 大阪市議会における「旧日本軍の従軍慰安婦問題をめぐる発言」での橋下市長問責決議、その時の公明党議員団の対応を批判しました。 公明党は「土壇場になって一転、賛成から反対に回った」「松井幹事…

水に落ちた犬か

橋下発言に対して批判が高まっています。新聞が社説で取り上げテレビも米国の批判を紹介しています。維新以外のすべての政党も批判的です。 ここぞとばかり叩くのもありますし、今まで接近していたところは、選挙のために違いを出しておかないといけないと、…

4月末から5月3日にかけて

連休も終わり、少しは時間が出来るかと思いましたが、懸案事項につまづいている上に、見たい映画もあり、ボーとして時間ばかりが過ぎています。 でも心に決めた週2回の書き込みをするために、簡単ですが、この間の事を書きます。 4月25日[朝日] 「高橋源一郎…

憲法96条改定反対

4月28日付け[赤旗日曜版]に小林節さん(慶応大学教授、憲法学者)が一面に顔写真付きで大きく載りました。彼は改憲派で、この記事でも「自衛戦争を認める立場で、憲法改正論者」といっています。日本共産党とは思想も立場も違います。しかし自民党が進めようと…

ブラック企業

ブログを書くスタイル なかなかブログを書くことが出来ません。特に考えて書きたいと思うことは、時間ばかりが過ぎてしまって、没になっています。 新聞等を切り抜いて、まとまったことを書こうと思うと、それは無理であることがわかりました。山のように新…

3.11

東日本大震災、福島原発事故から丸二年。この国、社会、国民の意識は変わったようで変わらない、あるいは底流では変わったかもしれない、おそらくは変わっていると思う。 というように私は今の状況が掴めていません。ですから確たることは言えないのですが、…

体罰、いじめをどうしてなくしていくのか

どうも納得がいかない、という気持ちがあります。 大津の中学生の自殺、桜宮高校の高校生の自殺、そして女子柔道選手のJOCに対する体罰の訴えなど、いじめと体罰に対する一連の報道があって、教育分野の暴力的体質というのが明らかになりました。それらは…

「三方一両得」の使い方はおかしい

「三方一両得」時々この言葉に出会います。新聞にも出てきます。 これは落語や講談に出てくる大岡越前の逸話である「三方一両損」をもじっているのでしょうが、文脈からみて「3人の関係者全員が得をする」という使われて方のようです。 はたしてそれは元々の「…

新聞の記事(12月から1月]

きわめて大雑把なタイトルにしました。まとまった話が出来そうになく、思いつくままに新聞記事を読んだ感想を書き連ねます。 [産経]の品位 [産経]はあまり読まないし、まともに論評しようとも思っていない(佐伯啓思さんは別)のですが、あまりに酷いと思った…

民意のカタチ

昨年の神戸新聞、総選挙投票日の前(12月8日〜16日)に標記のコラムが4回連載されました。興味深いタイトルだったのでブログに書こうと思っていましたが、いつしか忘れていました。新聞の切抜きを整理していて、それに気付き、捨てる前にざっと書くことにし…

だから新聞は[神戸]

1月14日の正平調に拍手です。この欄に若者の就職難が財界の雇用政策の大転換のためであることを書きました。「1995年、当時の日経連は企業の国際競争激化を受け、「新時代の日本的経営」を発表する。基幹部門で働く職員以外は有期契約の非正社員を活用する考…

年末の総選挙後

自民党の絶望政策 投票前から自民党の圧勝、「第3極」は維新が伸びる、民主は壊滅という報道がなされていた。そして、そのとおりの結果となった。この現実をどう見て、どのように理解したら良いのか、戸惑っていた。 年末の新聞を読み、内田先生や五十嵐先生…

12月5日(夕)英国の「寅さん」

こんなことを書かれたら、一言言いたくなります。 [神戸]夕刊に「随想」というコラムがあって、その日は武田徹(ジャーナリスト、評論家、恵泉女学園大学教授)さんという方が表記の見出しで書かれていました。 英国育ちの奥さんの言葉を援用して、007映画が英…

大同団結

第3極とは 総選挙です。新聞もテレビも週刊誌も選挙報道で埋められています。しかしどうもよくわからないのは、第3極の報道です。極(きわみ)というのですから、第1極第2極第3極と言う言葉は、それぞれ離れているイメージ、対立的イメージがありますが…

ニッポン再興−震災後論

9月12日から15日の神戸新聞に、石井光太(作家)隈研吾(建築家)高橋源一郎(作家)園子温(映画監督)のコラムが載った。標記のタイトルだ。これを読んで、面白いなと思ったけれども、どんな風に紹介しようかと思っているうちに約1月たってしまった。まとまってい…

「常識」が見えない

全国紙と[神戸][赤旗]に目を通していますが、[産経][読売]は文化欄だけという感じで見ています。ところが、たまにいい記事も載ります。[読売]に、都市の再生に関する宮本憲一先生のインタビュー記事が大きな紙面で載りました。 [産経]では佐伯啓思さん「日の…

[朝日]の社説「核廃絶と脱原発」

8月6日の社説です。核をめぐる世界の情勢とNPT批判です。ほとんどそうだ、と思いながら読んでいましたが、なぜかおかしいと思うのです。それで2,3度読み返しました。 迫らない 気づきました。「核抑止の『安全神話』に潜む落とし穴を直視したい」といいなが…

池上は無花果の葉っぱか

8月6日[朝日]一面全紙を使って、消費税増税全面的賛成報道に対する言い訳を書きました。それに池上彰さんが呼ばれ、その期待にこたえて見事に恥部を隠す役割を果たしました。 読者の声を如何にかわすか 消費税増税に対して、読者から「社説は全面的に賛成し…

ちょっと気になった新聞記事

[神戸]の正平調に日付が入りました。6月1日からです。それまではなかったのです。[神戸]をお読みの方、気づいていましたか。 良志久(『けんかえれじい』に出てきます) 8月3日付けの正平調の記事が気になりました。警察の不祥事を批判したもので、…

日米安保はオスプレイに乗って

7月23日に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機が岩国市にやってきた。これが危険なことは米軍自身が認めている。配備を進めながら「安全が確認されるまで飛行しない」という矛盾がある。 にもかかわらず野田総理も森本防衛大臣も、アメリカに変更を求めるこ…

大事なことは譲れない

思想信条の自由、言論の自由はやはり大事だと思う。それはいつでもどこでも、誰でもが何を言っても良いということとは違うが、意見を表明する場においては、それは万人に保障されるべきだと思う。その自由が制約される、ということがあれば、なぜそうなって…

最近の新聞記事から

職場の新聞が[神戸]と[毎日]になってしまって、かなり不自由ですが、他の職場を回ったりしながら他紙も読んでいます。そして気になった記事を切り抜いています。 映画に関わるものは映画サークルのファイルに貯めていて、読む人は少ないにしろ、例会場におい…

追悼 新藤兼人

新藤兼人さんが5月29日死去しました。100歳です。その偉大な映画人生に敬意を表し、心より哀悼の意を表します。 最後の映画になった『一枚のハガキ』は、私の中では『裸の島』と並ぶ心に残る映画でした。そんな映画を97歳で作り出した脚本家、映画監督として…

小沢裁判の社説、コラム(4月27日の新聞)

4月27日の朝刊で、[朝日][毎日][読売][日経][神戸]の社説と一面のコラムを読みました。見事に両方共で小沢裁判を取り上げています。多少の違いはあっても、無罪判決に対して、小沢批判と検察批判という論調で共通しています。しかし、この裁判と無罪判決の問…

3月31日の社説

消費税増税法案の国会提出を決めた翌日の全国紙社説は、こぞって消費税増税の応援団の姿をあらわにした。[朝日]「やはり消費増税は必要だ」[毎日]「民・自合意に全力挙げよ」「読売」「首相は審議入りへ環境整えよ 野党と「政策スクラム」形成を」という見出しであ…

読売ジャイアンツの6選手契約問題

馬鹿馬鹿しいとは言っていられない。 ジャイアンツが新人選手の契約金をプロ野球球団が申し合わせた標準額を大きく超えて契約した問題だ。 プロ野球選手にはプライバシーはない 野球界は野球界として考えればいい問題だが、実名が新聞報道されたことに対して…

橋下徹大阪市長のこと

本当は書くつもりはなかった。橋下市長に対する府民市民の支持は高いが、[朝日][毎日][神戸]の新聞の論調は批判的だ。だから私が言う必要もないと思っていた。その上で時々、橋下を支持している著名人に対する批判はしてきた。あまりにも常識がないのではな…

「正平調」「天声人語」「余録」「春秋」「編集手帳」

先週14日から19日までの表題にある新聞の一面コラムを読みくらべることにしました。分析まで行きませんから、その簡単な感想を書きます。 まず、どれがどの新聞のものか、という名前の確認ですが[神戸]が正平調、[朝日]が天声人語、[毎日]が余録、[読売]が編…