映画

2021年8月マンボウ下の4連休。

金曜日が公休日の週休3日で働いていますから、8月6日~9日の4連休でした。ゆっくりできるかと思いましたが、なぜか予定が見事に詰まってしまいました。 仕事でもないし命にかかわることでもないし、不要不急と言われることかも知れませんが、私の人生には必…

西神ニュータウン9条の会HP2021年8月号

標記のHPが更新されていますのでお知らせします。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月は12本のエッセイで量も多いのですが、100歳を超えた元兵士のとてもリアルな戦争体験、戦争が終わった8月15日の思い出、原爆裁判などありますし、コロナを題材にしたショー…

映画批評第20号発行

ようやく発行できました。2021年の「映画批評」20号です。 私の原稿出稿が遅くてこの時期になり、他の執筆者のみなさんにご迷惑をかけています。どうもすみません。 特に今年は新しい人たちに多く書いていただいて、8本になりました。今までになかったことで…

2021年6月に見た映画その2

『沖縄 第一部』『旧グッゲンハイム邸裏長屋』『5月の花嫁学校』6月の残り3本、前回に続いて書きましたが、簡単になってしまいました。 『沖縄 第一部「一坪たりともわたすまい」』 1970年公開、武田敦脚本・監督、主演は地井武男、佐々木愛で、1部2部…

2021年6月に見た映画その1

『異邦人』『幸福のラザロ』『一人になる』『川本喜八郎特集』『岡本忠成特集』『沖縄 第一部』『旧グッゲンハイム邸裏長屋』『5月の花嫁学校』8本でした。 『川本喜八郎特集』『岡本忠成特集』がよかったです。是非彼らの後を継ぐようなアニメ作家が出てほ…

2021年5月に見た映画その2

『はちどり』『キーパー ある兵士の奇跡』『ヒトラーに奪われたうさぎ』3本の感想を書きます。 『はちどり』 映画サークルの5月例会。韓国でもそれほどヒットしたわけではありませんが、世界の映画祭の多くで幅広く、高い評価をされた映画でした。普遍的要…

2012年5月に見た映画その1

『井上陽一の世界』『ファーザー』『ブックセラーズ』『薬の神じゃない』『リーサル・ストーム』『はちどり』『キーパー ある兵士の奇跡』『ヒトラーに奪われたうさぎ』の8本でした。5月冒頭の連休は自粛していたので、おもに後半以降に見たものです。まず5…

西神ニュータウン9条の会HP2021年6月号

いつも1日にHPは更新されています。6月号には8編のエッセイが掲載されています。簡単に紹介しておきます。是非ご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) ①パリ通信(28)は「職場の出来事④」で浮浪者が入ってくという状況が書かれていました。大変です…

2021年4月に見た映画その2

『ストックホルム・ケース』『グレタGRETA』『無頼』『赤い闇スターリンの冷たい大地で』『ソニア ナチスの女スパイ』残り5本の紹介、感想です。 『ストックホルム・ケース』 イーサン・ホークが主演だから見ようと思いました。ちょっと抜けた、人の好…

『はちどり』の背景として

21日22日市民映画劇場5月例会『はちどり』を上映します。1994年の韓国、そこに生きる人々を描いています。中学2年生の少女が主人公で、彼女の体験と成長が中心です。詳細は神戸映画サークル協議会のHPを見てください。 2021年5月例会『はちどり』 | 神戸映…

2021年4月に見た映画その1

『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』『ノマドランド』『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』『ミナリ』『お名前はアドルフ』『ストックホルム・ケース』『グレタGRETA』『無頼』『赤い闇スターリンの冷たい大地で』『ソニア ナチスの女スパイ』10本にな…

西神ニュータウン9条の会HP5月号

いつものことながら、標記のHPには多彩なエッセイが掲載されています。ごく簡単に紹介します。 今月は9編でした。 ①まず「パリ通信」です。普通の住居地に風俗営業が忍び込んでいるという話です。 ②山口洋司さんが亡くなられた田中邦衛さんの思い出を書か…

2021年3月に見た映画その2

『風の電話』『オフシャル・シークレット』『ジョーンの秘密』いずれも期待を持ってみたのですが、ちょっと肩透かしを食った感じです。テーマや素材が良くても、いい映画にするには一工夫二工夫が必要です。 実話を劇映画に仕立てるには、不明確な部分があっ…

2021年3月に見た映画その1

『ブルーに生まれついて』『エルELLE』『私は確信する』『ある人質、生還までの398日』『風の電話』『オフシャル・シークレット』『ジョーンの秘密』7本見ました。色々ある中で、よく見ました。何本かは期待してみたのですが、残念ですが、いずれも平凡…

西神ニュータウン9条の会HP2021年4月号

標記のHPが更新されていますので、紹介します。是非、下記のHPにアクセスしてください。 西神9条の会 (www.ne.jp) 内容を簡単に紹介します。 今月の投稿は6篇とちょっと少ないです。でも他では読めない内容ばかりです。 人気の「マリさんのパリ通信」は…

2021年2月に見た映画その2

2月の後半に見た『あなたの名前が呼べたなら』『秘密への招待状』『花束みたいな恋をした』の3本を書きます。 『あなたの名前が呼べたなら』 映画サークルの2月例会でした。以前に劇場で見て、今回の担当であり試写で見て、例会日にも見ました。「良くできた…

西神ニュータウン9条の会HP2021年3月号

標記のHPが更新されましたので紹介します。ぜひご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) 少しだけ、中身も書いておきます。今月は9編のエッセイと1つの写真です。 9条の会HPですが、書かれている内容は、平和や政治の問題だけではなくかなり多彩です。…

2021年2月に見た映画その1

『天国にちがいない』『存在のない子供たち』『聖なる犯罪者』『すばらしき世界』『鬼滅の刃 無限列車』『そして誰もいなくなった』13日までに見た6本です。その後に『あなたの名前が呼べたなら』『秘密への招待状』『花束みたいな恋をした』と3本で今月も9…

2021年1月に見た映画その2

1月に見た映画の残り『南山の部長たち』『コロニア』『エスケープ・ルーム』『アリ地獄天国』を書きます。 『南山の部長たち』 韓国1979年10月26日、朴正煕大統領が側近のナンバーワン、KCIA部長に射殺された事件を描く、実話に基づく映画です。事件から…

市民映画劇場2月例会『あなたの名前が呼べたなら』紹介

標記の映画は来週2月19日20日と県民会館で上映します。私の班が担当しました。映画サークルのHPで日時と映画について紹介しています。 神戸映画サークル協議会(神戸映サ) (kobe-eisa.com) 私は映画の「背景」として以下の文章を機関誌に書きましたが、H…

2021年1月に見た映画その1

『シカゴ7裁判』『ミッション・マンガル』『パブリック図書館の奇跡』『レ・ミゼラブル』『人生、ただいま修行中』『南山の部長たち』『コロニア』『エスケープ・ルーム』『アリ地獄天国』が1月に見た映画9本です。一度に書こうとしましたが、ちょっと長く…

2020年ベスト5映画投票(映画サークル投稿)

いい映画と言うよりも好きな映画を選びました。ですから感動的な映画はありません。いずれも、かつて書いています。 短評を付けましたが、文末にもう少し書いたブログの日付を書きました。 市民映画劇場ベスト3 ①『i-新聞記者ドキュメント-』②『芳華』③『…

1月例会学習会「コロナ禍から見えてきた医療・介護の現状」

1月12日、門泰之(兵庫県医療労働組合連合会書記長)さんから、表記の話を聞きました。 1月例会は、フランスの看護師さんを養成する学校の150日を撮ったドキュメンタリー『人生、ただいま修行中』です。彼らが、医療の勉強し現場に立ち会いながら、どのよう…

『テルアビブ・オン・ファイア』の感想

パレスチナの現代史を考えながら映画を振り返った この映画の中心に座るテレビドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」は、なぜ第3次中東戦争を舞台にしたのか、そして映画は何を訴えたのか、考えてみました。 テレビ局はヨルダン川西岸地区のパレスチナの中…

2020年12月に見た映画

『ハード・デイズ・ナイト』『罪の声』『サイレント・トウキョウ』『恋愛準決勝戦』『ニューヨーク親切なロシア料理店』12月は5本しか見ることが出来ませんでした。月末は年賀状作成と家の片づけに追われて、映画館に行く暇がなかったというところです。でも…

西神ニュータウン9条の会HP2021年1月号

標記のHPが更新されましたので紹介します。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月は、全部で11本の文章が掲載されています。 「平和を願って」のコーナーでは5本でいつにもまして充実していました。タイトルと中身をちょっと言いますと「戦争が廊下の奥に立って…

てふてふ忘年会

12月25日に忘年会をしました。今年は忘年会と名付けた宴会は初めてです。例年なら「10回やった」と自慢しているのですが、コロナ禍でまったく声が上がりません。 その中で、いつもお世話になっているてふてふさんで、三味線の発表会もかねて、少人数で楽しみ…

西神ニュータウン9条の会HP12月号

表記のHPが更新されています。是非ご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月も10本の多彩なエッセイが掲載されています。 学術会議のこと、国民に早くわすれさせたい菅政権と、いつまでも問題を提起して忘れないようにする我々との根競べだと思います…

2020年11月に見た映画

『ステップ』『ひとよ』『ストレイ・ドッグ』『海底47ⅿ古代マヤの死の迷宮』『サーホ』『82年生まれ、キム・ジヨン』『テルアビブ・オン・ファイア』『プリズン・エスケープ』『滑走路』『ホモ・サピエンスの涙』10本でした。今月は例会の『テルアビブ・オン…

『スパイの妻』の感想

頑張っているけれども 「映画紹介」への不満 残念な映画でした。タブーの扱いであった戦中の日本軍の重大な戦争犯罪を告発するという、これまでの邦画が出来なかったテーマを正面に提示しながら、全体的に力足らずに終わった感じです。 黒沢清監督は「頑張っ…