2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年7月に見た映画

『パイレーツ』『ザ・ソウルメイト』『ヒマラヤ地上8000mの絆』『ファイティン』『なんのちゃんの第二次世界大戦』『シャイニー・シュリンプス』『ザ・ファブル殺さない殺し屋』『戦火のランナー』『グレース・オブ・ゴッド』9本でした。数は多いですが分け…

2021年7月に読んだ本その1

『虜/藤田宜永』『無罪/大岡昇平』『ショートショート美術館―名作絵画の光と闇/太田忠司、田丸雅智』『林家木久扇 バカの天才マクラ/林家木久扇』『それまでの明日/原尞』『世界7月号』6冊でした。藤田宜永、原尞はさすがに面白かったです。とりあえず3…

『ブンヤ!走れ』の感想

神戸演劇鑑賞会6月例会(関西芸術座公演、6月25日) 震災体験を語る これまでも阪神淡路大震災を描いた映画には厳しい批判をしてきましたが、この芝居にも「物足りない」「ポイントがずれている」という感想を持ちました。 トライアルウィークで神戸新聞社に…

2021年6月に読んだ本その2

6月の残りの本『海はどうしてできたのか/藤岡換太郎』『世界6月号』『人新世の「資本論」/斎藤幸平』を書きました。『世界』は関心のある記事、論文だが難しいし量も多い。 『海はどうしてできたのか/藤岡換太郎』 この本は、海に焦点を当ててはいますが…

2021年8月マンボウ下の4連休。

金曜日が公休日の週休3日で働いていますから、8月6日~9日の4連休でした。ゆっくりできるかと思いましたが、なぜか予定が見事に詰まってしまいました。 仕事でもないし命にかかわることでもないし、不要不急と言われることかも知れませんが、私の人生には必…

西神ニュータウン9条の会HP2021年8月号

標記のHPが更新されていますのでお知らせします。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月は12本のエッセイで量も多いのですが、100歳を超えた元兵士のとてもリアルな戦争体験、戦争が終わった8月15日の思い出、原爆裁判などありますし、コロナを題材にしたショー…

『Sing a Song』の感想

神戸演劇鑑賞会5月例会(21.5.18トム・プロジェクトプロデュース公演) 戦前、戦中、戦後と活躍した日本を代表する歌手、淡谷のり子さんをモデルにした、流行歌謡歌手三上あい子のアジア太平洋戦争真っただ中の生きざまを描く芝居でした。 すでに中国大陸へ…

映画批評第20号発行

ようやく発行できました。2021年の「映画批評」20号です。 私の原稿出稿が遅くてこの時期になり、他の執筆者のみなさんにご迷惑をかけています。どうもすみません。 特に今年は新しい人たちに多く書いていただいて、8本になりました。今までになかったことで…

2021年6月に見た映画その2

『沖縄 第一部』『旧グッゲンハイム邸裏長屋』『5月の花嫁学校』6月の残り3本、前回に続いて書きましたが、簡単になってしまいました。 『沖縄 第一部「一坪たりともわたすまい」』 1970年公開、武田敦脚本・監督、主演は地井武男、佐々木愛で、1部2部…

2021年6月に見た映画その1

『異邦人』『幸福のラザロ』『一人になる』『川本喜八郎特集』『岡本忠成特集』『沖縄 第一部』『旧グッゲンハイム邸裏長屋』『5月の花嫁学校』8本でした。 『川本喜八郎特集』『岡本忠成特集』がよかったです。是非彼らの後を継ぐようなアニメ作家が出てほ…

『殺しのリハーサル』の感想 神戸演劇鑑賞会4月例会(2021.4.16 劇団ピュアマリー)

芝居の感想のスタイルは、まだよくわかっていません。率直に考えたことを書いていきます。ちょっと長くなりました。 ※ ※ ※ ※ ミステリーの手法 原作は米国のテレビドラマ『刑事コロンボ』を書いたリチャード・ロビンソン&ウィリアム・リンクです。最後に見…

2021年6月に読んだ本その1

『沖縄米軍基地全史/野添文彬』『柳家花緑特選まくら集 多弁症のおかげです/柳家花緑』『歴史否定とポスト真実の時代/康誠賢・鄭栄恒、翻訳古橋綾』『海はどうしてできたか/藤岡換太郎』『世界6月号』『人新世の「資本論」/斎藤幸平』6月の本は、読了し…

『命どぅ宝』を読んで

これは、神戸演劇鑑賞会の8月例会です。私は、その担当になり会報係でした。事前に台本を読んで以下のような感想を書きました。 文化座が公演します。是非芝居をご覧ください。鑑賞会は会員制ですから、新しく会員になるには6月分の会費を納める必要がありま…

西神ニュータウン9条の会HP2021年7月号

標記のHPが更新されていますので、少し内容を紹介します。是非ご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) 今月の投稿は11編です。 「パリ通信」では、フランス文化省の「カルチャーパス」の紹介です。18歳の若者に4万円相当の文化(音楽、映画、演劇、本、…

2021年5月に読んだ本その2

『世界5月号』『解体屋ゲン/石井さだよし、星野茂樹』『ブンヤ、走れ~阪神淡路大震災、地域ジャーナリズムの闘い~/駒来槇』『命どぅ宝/杉浦久幸』『ワケあって、女嫌いな御曹司の偽恋人になりました―男装女子への極甘プロポーズ―/御厨翠-』残り5冊につ…

2021年5月に見た映画その2

『はちどり』『キーパー ある兵士の奇跡』『ヒトラーに奪われたうさぎ』3本の感想を書きます。 『はちどり』 映画サークルの5月例会。韓国でもそれほどヒットしたわけではありませんが、世界の映画祭の多くで幅広く、高い評価をされた映画でした。普遍的要…

『熊楠の家』の感想 神戸演劇鑑賞会2月例会(2021.2.5 民藝)

今年は、芝居の感想も書いていこうと決意しましたが、1月に見た『おとうふコーヒー』は書いて、それ以後なかなか書けませんでした。やはり映画とはちょっと違います。それでも何とか『熊楠の家』の感想を書きました。 ※ ※ ※ ※ 南方熊楠を知ったのは40年ぐら…

2012年5月に見た映画その1

『井上陽一の世界』『ファーザー』『ブックセラーズ』『薬の神じゃない』『リーサル・ストーム』『はちどり』『キーパー ある兵士の奇跡』『ヒトラーに奪われたうさぎ』の8本でした。5月冒頭の連休は自粛していたので、おもに後半以降に見たものです。まず5…

徳島県西部の旅-6月4日5日

定年退職後にマラソン(ハーフが主だが)を定期的に走り出して、いつしか全国各地の大会で47都道府県を回ろうという目標を立てました。2020年の2月までで16都府県となりましたが、コロナ禍ですべての大会が中止になったので、止まったままです。 マラソンの…

西神ニュータウン9条の会HP2021年6月号

いつも1日にHPは更新されています。6月号には8編のエッセイが掲載されています。簡単に紹介しておきます。是非ご覧ください。 西神9条の会 (www.ne.jp) ①パリ通信(28)は「職場の出来事④」で浮浪者が入ってくという状況が書かれていました。大変です…

2021年5月に読んだ本その1

『日本野球よ、それは間違っている!/広岡達郎』『ファンクション7/相場英雄』『世界5月号』『解体屋ゲン』『ブンヤ、走れ~阪神淡路大震災、地域ジャーナリズムの闘い~/駒来槇』『命ドゥ宝/杉浦久幸』『山はどうしてできるか/藤岡換太郎』『ワケあっ…

2021年4月に見た映画その2

『ストックホルム・ケース』『グレタGRETA』『無頼』『赤い闇スターリンの冷たい大地で』『ソニア ナチスの女スパイ』残り5本の紹介、感想です。 『ストックホルム・ケース』 イーサン・ホークが主演だから見ようと思いました。ちょっと抜けた、人の好…

2021年4月に読んだ本その2

4月の後半は『世界4月号』『フォッサマグナ/藤岡換太郎』『声に出して笑える日本語/立川談四楼』の3冊。 『世界4月号』 雑誌『世界』はいつも内容が多くて、一度読んで、しばらくしてからここに書こうとしたときに、もう一度読むという作業になっていま…

『はちどり』の背景として

21日22日市民映画劇場5月例会『はちどり』を上映します。1994年の韓国、そこに生きる人々を描いています。中学2年生の少女が主人公で、彼女の体験と成長が中心です。詳細は神戸映画サークル協議会のHPを見てください。 2021年5月例会『はちどり』 | 神戸映…

2021年4月に読んだ本その1

『傍流の記者/本城雅人』『赤めだか/立川談春』『日本VS韓国 対立がなくならない本当の理由/池上彰』『世界4月号』『フォッサマグナ/藤岡換太郎』『声に出して笑える日本語/立川談四楼』の6冊を紹介します。まずは3冊分です。 『傍流の記者/本城雅…

2021年4月に見た映画その1

『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』『ノマドランド』『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』『ミナリ』『お名前はアドルフ』『ストックホルム・ケース』『グレタGRETA』『無頼』『赤い闇スターリンの冷たい大地で』『ソニア ナチスの女スパイ』10本にな…

西神ニュータウン9条の会HP5月号

いつものことながら、標記のHPには多彩なエッセイが掲載されています。ごく簡単に紹介します。 今月は9編でした。 ①まず「パリ通信」です。普通の住居地に風俗営業が忍び込んでいるという話です。 ②山口洋司さんが亡くなられた田中邦衛さんの思い出を書か…

私的「公務労働と憲法」

西神ニュータウン9条の会のニュース「つながり」に下記の文章を投稿しました。 定年退職から5年、再任用職員で働き3月末で満期となりました。4月からは会計年度任用職員となりました。昔の嘱託職員、特別職の公務員ですが、職員証がなくなったので、非正規雇…

2021年3月に見た映画その2

『風の電話』『オフシャル・シークレット』『ジョーンの秘密』いずれも期待を持ってみたのですが、ちょっと肩透かしを食った感じです。テーマや素材が良くても、いい映画にするには一工夫二工夫が必要です。 実話を劇映画に仕立てるには、不明確な部分があっ…

2021年3月に読んだ本その2

その2で『世界3月号』『犯罪乱歩幻想/三津田信三』『日韓が和解する日/松竹伸幸』を紹介します。 『世界3月号』 特集①「21世紀の公害」特集②「軍事化される琉球弧」 特集①「20世紀後半からのヒトの活動の爆発的な拡大は、新たな地質学的時代――人新世――の…